アオジ:フォトギャラリー第455回他参照
初歩のバードウォッチング:色彩・斑紋参照

フォトギャラリー・レイアウト編
この日のご馳走は沖メバルほか。
5月11日 18:20
その後は夕方になってつかさ前にノジコが姿を見せた他はいつもの固定メンバーだったので割愛。折角いい画が撮れてもコラムにならなければ容赦なくバッサリ切り捨ててお蔵入りさせてしまう無慈悲なブロガーなのであった。個人的にノジコの撮影は5年ぶり。久々だったので最初はアオジに見えてしばらく気付かなかった。危うく見逃すところだったが幸い「ん?ノジコじゃないか」と気付いて慌てて撮影した。
この日の午後島内の舗装された道とは異なる踏み跡だけの通り道を歩いていたら藪の中にマミジロの雄が垣間見えて目と目が合ってしまった。一瞬の事で撮影は出来ずしばらく現地に立ち尽くしていたが気配は有るものの遂に姿が見えず仕舞いになってしまった。明日はメインに据えて狙おうと決めて宿に戻った。
分類:スズメ目 ホオジロ科
全長:14.0cm
翼開長:20.5cm
分布:中部以北で局地的に夏鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、種子など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第141回他参照
撮影難易度:★★★★☆
ノジコ(雄)
Yellow Bunting
Emberiza sulphurata
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:16時38分51秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
午後になって松林を歩いていたら今度はツミの雌成鳥が横切った。別の場所だが5時間ほど前に雄が飛んだばかりだ(フォトギャラリー第473回参照)。雌は体下面に横斑が有り虹彩が黄色。この日だけでツミ雌雄、ハヤブサ、ハイタカが飛んだ。
分類:タカ目 タカ科
全長:雄27.0cm 雌30.0cm
翼開長:51.0~63.0cm
分布:全国で漂鳥または夏鳥。
生息環境:平地~山地の林、農耕地など。
食性:鳥類、小型哺乳類、昆虫など。
フォトギャラリー:第473回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ツミ(雌)
Japanese Lesser Sparrowhawk
Accipiter gularis
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:12時46分58秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
水場を覗いてみるとムギマキが現れた。雌タイプだがの上後方に明瞭な白斑が有り雄の第2回夏羽辺りの若鳥と思われる。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:13.0cm
翼開長:21.5cm
分布:全国で旅鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:主に幼虫。
フォトギャラリー:第422回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ムギマキ(雄若鳥と思われる)
Mugimaki Flycatcher
Ficedula mugimaki
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:11時49分25秒
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
そのあと島内を一巡して龍神池付近に立っていると今度はハイタカが飛んだ。が三日月斑に見えるので幼鳥と思われる。素嚢(そのう)が膨らんでいるのが分かる。前述のハヤブサが飛来したのはこの数分後だった。
分類:タカ目 タカ科
全長:雄32.0cm 雌39.0cm
翼開長:60.0~79.0cm
分布:本州以北で留鳥または冬鳥。
生息環境:森林、農耕地。
食性:鳥類、小型哺乳類など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第429回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ハイタカ(幼鳥)
Eurasian Sparrowhawk
Accipiter nisus
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:09時37分04秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
そして恵比寿神社の杭に止まるハヤブサを撮り直した。前回早朝の画像を割愛した訳はISO感度が高くて画質が悪いのに加えて絵的にこの止まりものとそっくり同じだからだ。もしやずっとここに止まっていたのかと思えるほど微動だにしなかったので接近しても大丈夫そうだと思っていたら今度は何かをめがけて急に飛び立ってしまった。実はこのあと龍神池にもハヤブサが飛来しカラスに襲い掛かったあと間近の岩礁に止まった(画像は割愛)。どちらも警戒心が希薄だったので同一個体の可能性が高い。
分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科
全長:雄42.0cm 雌49.0cm
翼開長:84.0cm~120.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:海岸、河川、農耕地など。
食性:鳥類など。
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
フォトギャラリー:第411回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ハヤブサ(成鳥)
Peregrine Falcon
Falco peregrinus
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:08時03分22秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:08時03分07秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
まだ舳倉島2日目の朝7時台だ。海岸沿いの道を恵比寿神社付近まで歩いて来た所で植込みの方をふと見上げるとここにもカラスバトの姿が有った。斜逆光で茂みが酷く被っているが黒いイメージのカラスバトもピーカンだとこんなに色が出るんだと驚いた。
分類:ハト目 ハト科
全長:40.0cm
翼開長:62.5cm
分布:主に本州中部以南の島嶼で留鳥。
生息環境:森林。
食性:木の実、種子など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第473回他参照
撮影難易度:★★★★☆
カラスバト(亜種カラスバト?)
Japanese Wood Pigeon
Columba janthina janthina
撮影日:2019年5月11日
撮影時間:07時52分33秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
第474回 2019年6月7日