シュレーゲルアオガエル
外来種みたいな名前だがれっきとした在来種。それどころか日本固有種。
ヤマアカガエル
本編とは別日に自宅近くの山中で撮影。大阪府では準絶滅危惧種。
チュウサギ(左2羽)とアマサギ(右)のツーショット。
撮影は前回。前回没にしたが今回思い直して掲載。
余録;
頑張って猛暑のフィールド(1ヶ月前に訪れた農耕地)へ出掛けた(フォトギャラリー第567回参照)。野鳥たちも暑いのか前回と比べて出は良くなく前回載せたうち今回も載せるのはチュウサギだけだ。少し範囲を広げて河川敷の方も覗いてみたが期待した程ではなく撮れたのは遠い対岸のチドリ(同定困難)だけだった(画像は割愛)。この時季の探鳥は体力を消耗するので「歳のせいかな?」と思いがちだが体温が下がりにくいせいで体が悲鳴を上げているだけだろうから余り歳を気にする必要は無い様に思う(早い話が夏バテ?)。猛暑に耐えかねて帰路についたら自宅近くまで戻った所で電線に止まるツバメの群れの中にアカハラツバメと思われる個体が混ざっていた。の辺りから下尾筒まで典型的な赤ではないが褐色味が有りアカハラツバメ的に見える。掲載順は前後するが比較の為に農耕地で撮れたツバメの幼鳥を掲載。まだ嘴が黄色く最外側羽も短いので巣立ち直後の幼鳥と思われる。
なお余談だが先日鳥にまつわる諺や譬えを拾い出してみたが上記の「嘴が黄色」も含めその後こんなのも有ったなと思い付いたので追加してみたい(フォトギャラリー第572回参照)。
「嘴が黄色い」未熟で稚拙なさま。
「嘴を突っ込む」部外者でありながら干渉する事。
「鳥瞰図」鳥目線で高い所から見下ろした様に描いた地図。
「風見鶏」屋根の上に乗せられる鶏の形の風向計から転じて世間の風向き次第で態度を変える人の事。
「鳥居」神社に通じる道やその入口などに設置される門扉状の構造物。
「烏の足跡」加齢とともに出来た目尻の小皺の事。
「一石二鳥」一つの行為で二つ以上の効果を得られる事。
嘴は必ずしも鳥に固有の特徴ではないがこういうのまで含めるとまだまだ出て来そうだ。

追記;
上記本編のツバメにも胸にわずかな褐色味が有るが下尾筒の褐色味が薄く見えるので亜種ツバメと判断した。
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:17.0cm
翼開長:32.0cm
分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。
生息環境:住宅地、農耕地など。
食性:昆虫など。
フォトギャラリー:第566回他参照
撮影難易度:★☆☆☆☆
ツバメ(幼鳥)
Barn Swallow
Hirundo rustica gutturalis
撮影日:2020年8月7日
撮影時間:09時38分18秒
シャッタースピード:1/2000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:京都府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:17.0cm
翼開長:不詳
分布:九州以北で旅鳥。一部越冬。
生息環境:住宅地、農耕地など。
食性:昆虫など。
フォトギャラリー:第544回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
アカハラツバメ
Barn Swallow
Hirundo rustica saturata
撮影日:2020年8月7日
撮影時間:17時01分29秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:ペリカン目 サギ科
全長:68.0cm
翼開長:105.0~115.0cm
分布:河川、水田、干潟など。
生息環境:本州以南で夏鳥。
食性:魚類、両生類、爬虫類、昆虫など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第567回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
チュウサギ
Intermediate Egret
Egretta intermedia
撮影日:2020年8月7日
撮影時間:10時14分59秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:京都府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
チュウサギ アカハラツバメ ツバメ チュウサギとアマサギのツーショット ヤマアカガエル
 シュレーゲルアオガエル
第575回 2020年8月15日