余録;伊吹山
今回も去年の積み残し画像。久々に湖北へオオワシを見に行った。今年も来てくれた山本山の主。1枚目は1000mmで、2枚目は立ち位置を変えて300mmで撮った。2枚目の元画像はやや露出オーバー気味だったので画像ソフトでアンダーに補正した。どのくらいの明るさにするかは好みの問題で画像にもよるが僕はややアンダーが好きだ。なお後で気付いたがこの止まり木は昨シーズン止まっていたのと同じ木の同じ枝だと判る(フォトギャラリー第691回参照)。お気に入りの枝なのだろうか?それともその時々で一番条件の良い枝に止まっているだけでたまたま同じ枝になっただけなのだろうか?そう思って過去画像を遡って調べてみたが同じ木は見当たらなかった。野鳥がさえずる時に同じ所に止まるソングポストというのは有るがさすがにシーズンをまたいで同じ所を覚えているという訳ではなさそうだ。
湖北野鳥センターへ戻る道すがらツバメの越冬個体群が居た。近年この周辺に多いそうだ。餌が少なかろうに何故越冬するのだろうか?餌さえ豊富なら危険を冒して渡りをする必要が無いという事だろうか?そう言えばツバメの明らかな越冬個体は初めて見たし長い(?)フォトギャラリー史上でももちろん初掲載だ。因みにイワツバメのそれは1度見た事はある(フォトギャラリー第338回参照)。

2023年1月29日追記;最近買ったGoProを使って試写を兼ねて旅動画を撮影した。車のサンバイザー、リュックの肩、一眼レフのホットシューなどに固定していろいろなシチュエーションでどんな撮影が出来るか試してみたらほぼイメージ通りの動画が撮れた。望遠レンズもファインダーも無いので野鳥動画には向かないが工夫次第で様々な映像が撮れそうだ。

イワツバメ:フォトギャラリー第703回他参照
動画ギャラリー:湖北遠征
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:17.0cm
翼開長:32.0cm
分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。
生息環境:住宅地、農耕地など。
食性:昆虫など。
フォトギャラリー:第695回他参照
撮影難易度:★☆☆☆☆
ツバメ
Barn Swallow
Hirundo rustica gutturalis
撮影日:2022年12月21日
撮影時間:13時00分44秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:タカ目 タカ科
全長:雄88.0cm 雌102.0cm
翼開長:220.0~245.0cm
分布:北海道、東北、日本海側などで冬鳥。
生息環境:海岸、湖沼、河川など。
食性:魚類、鳥類、両生類、哺乳類など。
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
指定:天然記念物
フォトギャラリー:第691回他参照
撮影難易度:★★★★☆
オオワシ
Steller’s Sea Eagle
Haliaeetus pelagicus
撮影日:2022年12月21日
撮影時間:12時41分54秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2022年12月21日
撮影時間:12時13分51秒
シャッタースピード:1/200秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:1250
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
オオワシ ツバメ 伊吹山
第732回 2023年1月19日