野鳥に定規を当てて見ない限り大きさを正確に測る事は出来ないから野外では大きさの指標となる野鳥と比較して目視でおおまかな大きさを推し測る。雌雄によって大きさが異なる場合や個体差も有るから目安程度。「スズメ大」だとか「キジバトより大きくてハシボソガラスより小さい」などと身近な野鳥をモノサシ代わりにして大きさの見当を付けることにより識別の手掛かりにする。まず指標となる野鳥を見慣れる事から始めよう。
(サンショウクイの飛翔写真を上下反転)
野鳥の「全長」は仰向けに寝かせた時の嘴の先から尾の先までの長さ。足の長さは考慮しない。
トビ 全長60cm
ハシブトガラス 全長57cm
ハシボソガラス 全長50cm 
キジバト 全長33cm
ヒヨドリ 全長28cm
ムクドリ 全長24cm
モズ 全長20cm
スズメ 全長14cm
大きさの指標となる野鳥