舳倉島で偶然撮れたシマアオジ。撮影の時は何か判らず帰宅後図鑑で調べてそれらしいと判ったものの自信が無く後日レンジャーに同定してもらった。そんな事情で撮影時の感動はほとんど無かったが国内の繁殖個体が極めて稀で絶滅が逼迫している野鳥なので振り返ってみると貴重な体験だった。この画像は本編では2枚目だが頭央線などの特徴を捉えているのでこちらを選んだ。

フォトギャラリー:第374回参照
シマアオジ
たった1羽のカモ、されど珍鳥。のべ2日にわたってさんざん振り回された揚句ようやく撮れた1羽のカモだった。

フォトギャラリー:第347回参照
シジュウカラガン
わざわざブラキストン線を越えて北海道の天売島まで行っておきながら本来ブラキストン線のこちら側にしか居ないはずのチゴモズを見つけた。この撮影旅行の大きなテーマはブラキストン線の向こう側の野鳥を撮ることだったが逆の結果を出してしまった。もう一つのテーマだったウミガラスを求めて訪ねた天売島で目的のウミガラスは撮れず全く想定していなかったチゴモズが撮れた。狙っていたものが撮れず思ってもいなかったものが撮れるという事は遠征では往々にしてある。逆光で少し遠かったので画質は良くないがこの方が却って現場の臨場感が伝わると思う。

フォトギャラリー:第392回参照
チゴモズ
チゴモズ シジュウカラガン シマアオジ
2018年 
フォトギャラリー殿堂