分類:スズメ目 セキレイ科
全長:16.0cm
翼開長:26.0cm
分布:本州以南で冬鳥、北海道で旅鳥。
生息環境:農耕地、河川、干潟など。
食性:昆虫、蜘蛛など。
フォトギャラリー:初登場
撮影難易度:★☆☆☆☆
タヒバリ
Buff-bellied Pipit
Anthus rubescens

撮影日:2013年12月29日
撮影時間:15時57分46秒
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:鹿児島県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
地味な野鳥が続く。こういう野鳥は同定が難しく、撮影してしまった事を後悔する事すら有る。この写真も1時間近く図鑑を穴が開くほど凝視した揚句、また悩みに悩んでビンズイと判断した。こういう悶々とした苦痛を乗り越えて人は上達して行くのだろう。次からはもう同定に悩む事は無い(だろうと思う・・・)。極似しているタヒバリとの外見上の識別点には諸説有るが、ビンズイには耳羽(眼の後方)に白斑とその下に黒斑が有るという説を採用した。だがそういう外見よりも、タヒバリは驚いた時あまり木の枝に飛び上がる事が無いという性質的な特徴を重視した。と言うのも、田圃に面した林縁部の農道で数羽の群れが採餌していたが僕が近付くとパッと樹上に飛び立ったからだ。しばらく辛抱して待っていると、こちらを警戒しつつまた降りて来た。
比較の為にタヒバリの在庫写真も載せようと思ってパソコン内の「ガラクタ倉庫」フォルダをひっくり返して適当な写真を探してみたら、去年の暮れに出水市で撮影したデータが出て来た。
ニュウナイスズメは田圃の中の電線にスズメと一緒に1羽づつ止まっていた。敢えてスズメに望遠レンズを向けようとは思わないので見過ごしがちだが、この時はなぜか気になって注目してみたらニュウナイスズメだった。の後方に汚白色の頭側線が見える事と嘴基部が肉色である事から第1回冬羽と思われる。

類似種の識別:タヒバリとビンズイ参照
分類:スズメ目 スズメ科
全長:14.0cm
翼開長:23.0cm
分布:全国で夏鳥または漂鳥。
生息環境:平地~山地の林、農耕地など。
食性:種子、昆虫など。
フォトギャラリー:第127回参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ニュウナイスズメ(雄)
ビンズイ
Russet Sparrow
Passer rutilans
撮影日:2014年11月11日
撮影時間:10時22分12秒
シャッタースピード:1/200秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D40
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
分類:スズメ目 セキレイ科
全長:15.5cm
翼開長:26.0cm
分布:全国で漂鳥または夏鳥。
生息環境:平地~山地の草地、明るい林など。
食性:昆虫、蜘蛛など。
フォトギャラリー:初登場
撮影難易度:★★☆☆☆
Olive-backed Pipit
Anthus hodgsoni
撮影日:2014年11月10日
撮影時間:11時46分12秒
シャッタースピード:1/160秒
絞り値:F5.6
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
ビンズイ タヒバリ ニュウナイスズメ
第159回 2014年11月20日