先日新たに見つけたタカの渡りポイントへ向かった。ちょっと前から声だけは聞こえていたジョウビタキが道中で姿を現した。まずは今季初認で押さえて目的地へ向かう。渡りポイントに到着するとカラスザンショウにキビタキ雌がやって来た。雄はだいぶ前から見なくなっていたが雌はまだ居た。個人的な記録では過去最も遅い終認は10月22日だったからこの時点であっさり1週間更新してしまった。冬鳥と夏鳥を同日に見られるとは嬉しい限りだ。
そのカラスザンショウ近くの木に昼ごろヒガラが来た。小さい野鳥はすばしっこいので撮りにくいが前回のキクイタダキがそうだった様に特に10cm前後の小鳥はキビタキなどスズメ大(14cm)の小鳥とは動きの激しさがちょっと違うレベルだ。
そしてそもそもこのポイントのメインキャラクターはノスリ。数は少なかったが狙い通り近いところを西進して行った。

スズメ:フォトギャラリー第127回参照
キクイタダキ:フォトギャラリー第417回他参照
初歩のバードウォッチング:大きさの指標となる野鳥季節移動参照
分類:タカ目 タカ科
全長:雄52.0cm 雌57.0cm
翼開長:122.0~137.0cm
分布:北海道~四国で留鳥。その他で冬鳥。
生息環境:平地~亜高山の林。
食性:小型哺乳類など。
フォトギャラリー:第416回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ノスリ
Common Buzzard
Buteo buteo
撮影日:2018年10月29日
撮影時間:11時28分22秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 シジュウカラ科
全長:11.0cm
翼開長:17.0cm
分布:九州屋久島以北で留鳥または漂鳥。
生息環境:山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、種子など。
フォトギャラリー:第368回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ヒガラ
Coal Tit
Periparus ater
撮影日:2018年10月29日
撮影時間:12時09分09秒
シャッタースピード:1/800秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。
フォトギャラリー:第413回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
キビタキ(雌)
Narcissus Flycatcher
Ficedula narcissina
撮影日:2018年10月29日
撮影時間:11時22分30秒
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:全国で冬鳥。
生息環境:住宅地、農耕地、林など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。
フォトギャラリー:第350回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ジョウビタキ(雄)
Daurian Redstart
Phoenicurus auroreus
撮影日:2018年10月29日
撮影時間:09時34分48秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1600
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
ジョウビタキ キビタキ ヒガラ ノスリ
第418回 2018年11月12日