YouTube動画:フェリーとバスで行く北海道横断バードウォッチングの旅①参照
フォトギャラリー・レイアウト編
ツーリストAのベッド
日付変わって10月25日の01:15に乗船開始。ツーリストAは部屋ごとに10人分ほどの2段ベッドが上下互い違いに仕切られていて部屋の施錠は出来ない。僕のベッドは窓際の下段。時間も時間なので釈然としないまま大浴場に入浴後すぐに寝床に潜り込んだ。前回乗った時は行きも帰りも凪だったのでそういうものだろうとイメージしていたが今回は波が高くかなり揺れた。酔い止めを飲んでおいたがちょっと気持ち悪くなる様な揺れ方だ。船の中央付近が揺れが少ないが僕のベッドは前寄りの窓際だから大きく沈み込む様に揺れた。しかし疲れているせいがだんだん慣れて来て巨大な揺り籠に乗っている様に眠りに落ちた。ともかく前途多難な旅は始まった。
新日本海フェリーあかしあ入港
長~い待ち時間を待合室で読書しながら待っていると変更後の時間通り「あかしあ」が入港して来た。前回同じ航路で乗った「はまなす」と同型の姉妹船。
10月24日18:09
開店を待ってフェリーターミナル内のレストランで夕食を取る。とんかつセット800円とビール(フェリーのレストランは乗船時には営業時間外)。
フェリーターミナルに戻ってみると少しだけ早まっていたが当初の出港予定が23:50だったのがこの時点で日付が変わってしまう時間になっていた。小樽到着までに遅れを取り戻す可能性もわずかながら残された微妙な時間だ。乗船手続きをしてGOTOトラベルの登録を代行してもらったら往復で7,110円のキャッシュバックと船内で使える地域共通クーポン(GOTOクーポン)券2,000円分がもらえた(帰路で更にクーポン券1,000円分)。予約した時に払い込んだ運賃は往復で19,285円なのでかなりお得感が有る。窓口では特殊な機器で自動的に体温の検温が有り無事クリアした(発熱が有ると乗船出来ない)。マスク着用も求められる。
10月24日17:24
五老岳頂上からの眺望
フェリーターミナルを出てから2時間半ほども掛かってようやく登頂した。車道も通っているので頂上には何人かの家族連れなどが居た。あまりにきつかったので帰りの登り返しが無理ではないかと思え車道を下ろうかと思った程だったがせっかくなので登山道を戻る事にした。初日からこんなに体力を消耗して大丈夫かとも思ったが明日はフェリーでゆっくりすればいいからちょっと無理をした。
五老岳は標高301mだから楽勝気分で登り始めたがせっかく登ったぶんをまた下るというコースのため実際の標高以上のアップダウンが有った。それに加えて実は家を出発するのに手間取り9kg近い重い荷物を背負ったままバス停までかなりの距離を走ったのがここへ来て足に来ていた。ぜいぜい言いながら登ったので探鳥どころではなかった。
五老岳への登山道
そうと分かればとりあえず今慌てても仕方が無いので港でこの日の探鳥をした。とっとと海岸ではお約束のウミネコを撮影して2年前登れなかった五老岳へ向かう。
分類:チドリ目 カモメ科
全長:46.0cm
翼開長:120.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:沿岸、港、干潟、河川など。
食性:魚類など。
フォトギャラリー:第389回参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ウミネコ
Black-tailed Gull
Larus crassirostris
撮影日:2020年10月24日
撮影時間:12時52分17秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:200
撮影地:京都府
使用カメラ:NIKON D40
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
新日本海フェリー舞鶴フェリーターミナル
30分ほど歩いてフェリーターミナルに到着。勿論まだ乗船には早すぎる。しかし着信が有ったので窓口で確認。何と海上がシケていて舞鶴到着予定も出港予定も5時間遅れだとの事。と言う事は小樽到着も相当遅れる事は必至だ。台風シーズンを避けたのはこれが怖かったからだが聞けばこの時期はこういう事は珍しくないとの事だ。計画では小樽に到着するなりJRで札幌駅に向かいそのまま夜行バスに乗り継いで釧路へ向かうはずだった。小樽到着も遅れるとなれば急遽予定を組み直さねばならない。しかし間に合えば予定通り行きたい。はっきり延着が確定するまでは両面作戦で考えておかねばならない。予定では釧路には朝到着してそのままJRとバスで摩周湖を見学し再び列車とバスを乗り継いで多和平展望台へ行くはずだった。その日は釧路に戻って1泊する。この1泊の予定が幸いして最悪でもそれ以降の予定は変更せずに済みそうだと気付いた。これなら小樽で宿さえ取れれば翌朝札幌へ向かい夜行バスを昼行便に変更しておけば釧路での1泊予定には追い付ける。
10月24日11:48着
東舞鶴駅前
綾部から30分ほどの乗車で東舞鶴駅に到着。ここからは歩いてフェリーターミナルへ向かう。
やきもきしながら舞鶴へ向かう。
10月24日11:18発
1時間以上乗車してようやく綾部駅に到着。しかしここでも30分近い待ち合わせ。構内には食堂も無いので待合室で家から持って来た手製のおにぎりを頬ばる。実は乗車中に携帯に新日本海フェリーから着信が有り何か有ったのかなと嫌な予感がしていた。駅で何度も折り返したが通話中で繋がらない。ますます不安感が高まる。万一何かの事情で欠航となれば全ての予定が瓦解しかねない。
綾部駅にて乗り換え
車窓風景
園部駅にて乗り換え
10月24日09:35
ようやく来た綾部駅方面へ向かう鈍行列車に乗ったのは約1時間後。
個人的に2年半ぶりとなる北海道へ遠征した。前回は5月末から6月にかけての遠征だったが今回は10月末から11月にかけての予定だ(フォトギャラリー第386回第393回参照)。前回は天売島に3泊というのんびりした旅だったが今回は舞鶴発のフェリーで小樽へ渡り列車で札幌へ移動するところまでは同じだがそのまま夜行バスに乗り継ぐなどかなりタイトなスケジュールを組んで釧路から羅臼へと道東を巡りその後も各地で探鳥するという強行軍だ。そのスケジュールが裏目に出てスタートから予定が大幅に狂うというハプニングに見舞われ悪天候にも襲われるというハードな旅だった。その顛末を数回に分けてリポートする。
今回も京都駅発の鈍行列車で東舞鶴駅まで乗り継ぎ新日本海フェリーの舞鶴フェリーターミナルへ向かった。前回は綾部駅での乗り換えに長時間費やしたが今回は園部駅で長い待ち時間が有った。逆向きの京都駅方面へ向かう列車は割と出て行くが僕が行きたい方向への列車はなかなか来ない。プラットホームのベンチで何もする事が無くただボケッと座ってひたすら待った。
第597回 2020年11月13日