参考画像;
アスペクト比16:9
一般的なカメラの撮影画像は横3対縦2で記録されている。撮像素子がその比率で作られているからだ。35mmフィルムがこの比率だったのでデジカメに移行した時にもこのフォーマットがそのまま踏襲された。1900年代にライカがこの比率(36mm×24mm)を採用してフィルムカメラを発売して以来の伝統だ。だからライカ版とも呼ばれた(当時は動画用のフィルムを流用したと言う)。フォトギャラリーでもトリミングする時にはこの比率を守っている。この縦横比の事をアスペクト比と言う。ところがパソコンのモニターはアスペクト比が横長の16:9なので画像の左右に余白が出来る。但し愛用のニコンD5100で動画を撮影すると動画映像は16:9で記録される。だからその映像をそのままYouTubeにアップするとフルサイズで表示される。ところがその時にライカ版の静止画を混在させると(少なくともWindows Movie Makerで編集すると)動画の方が静止画に横幅を合わせてしまい画面の上下左右が圧縮されて余白部分に黒い帯が表示されるという現象が生じる。この現象を避け動画をフルサイズで表示させる為には静止画のアスペクト比を16:9に合わせる必要が有る(下記参考画像参照)。これをしないと「フェリーと高速バスで行く北海道天売島バードウォッチングの旅」の様な失敗を招く。今後の改善点だ。新しい事に挑戦するたびにいろんな事を学ぶ。
ところでこの日は町内の個人宅の玄関ポーチにコシアカツバメの巣を見つけた。うらやましい限りだが勝手にカメラを向ける訳には行かないからたまたま電線に止まったところを手早く撮影した。
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:19.0cm
翼開長:32.0cm
分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。
生息環境:住宅地、農耕地、海岸など。
食性:昆虫。
フォトギャラリー:第563回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
コシアカツバメ
Red-rumped Swallow
Hirundo daurica
撮影日:2020年6月20日
撮影時間:07時01分16秒
シャッタースピード:1/2000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
コシアカツバメ
第565回 2020年6月29日