ツツドリの下尾筒
ホトトギスの下尾筒
拡大写真:
参考画像;彩度を強調
この日は午後から用事が有ったので自宅近所のいつもの現場で1時間ほど探鳥した。実は以前からホトトギスの声が頻繁に聞こえていた。山地では止まりものの撮影は至難の業だから丘から丘へ移動する瞬間を狙った。そう簡単にはこちらの思う通りに飛んでくれないのは分かっていたから狙い始めてすぐに飛んだ時は少し驚いた。野鳥がこれほど狙い通りに撮れる事は滅多に無い。何だかんだで地元大阪でホトトギスは4年ぶりになってしまった(フォトギャラリー第243回参照)。ホトトギスはヒヨドリ大だがこのシルエットはまさしくトケン(カッコウ科)。この現場に限らずどこでもヒヨドリが飛び回っているが飛び方が違い波状飛行のヒヨドリに対しホトトギスは直線飛行(直飛)だから遠目にも判りやすい。あまり色が出ていないので判りにくいが頭が赤い様に見えるので赤色型の可能性も有る。試しに画像の彩度を強調してみた(下記参考画像参照)。
鳴きながら飛んでくれれば他のトケン類との識別は簡単だがこの時は鳴かなかった。この付近ではホトトギス以外の声は聞こえていないが少し離れた所ではツツドリの声も聞こえるから念のため識別しておくとツツドリは下尾筒の横斑がよく目立つがホトトギスはほとんど見えないか目立たない(下記拡大写真参照)。ただしこの画像に関してはわずかに横斑らしきものが見える。全く無い訳ではない。
ところで織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の「鳴かぬなら・・・」で始まる三首の句は有名だが実際に本人達が詠んだ訳ではなく後世の誰かが三人の性格の違いを表現した創作だという。

ツツドリ:フォトギャラリー第408回他参照
初歩のバードウォッチング:大きさの指標となる野鳥飛び方参照
類似種の識別:カッコウとホトトギスツツドリとホトトギス参照
分類:カッコウ目 カッコウ科
全長:28.0cm
翼開長:46.0cm
分布:全国で夏鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:幼虫など。
フォトギャラリー:第297回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ホトトギス
Lesser Cuckoo
Cuculus poliocephalus
撮影日:2020年6月16日
撮影時間:07時51分51秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
ホトトギス ホトトギスの下尾筒 ツツドリの下尾筒
第564回 2020年6月25日