年の瀬も押し詰まったこの日の朝、行きつけのポイントでじっと立っていたらわずか数メートルの目の前の木に小鳥たちがやって来た。掲載順は前後するがまず来たのがシジュウカラとメジロ。メジロはが痒かったみたいだ。同じ立ち位置で別の木に小鳥が止まったが空抜けの逆光でよく見えないまま撮影した。後で画像を見てルリビタキと判った。そして最後に初めの木にミヤマホオジロが止まった。冬が本格化するまでは30m以内に接近させてくれないほど警戒心が強いがこの個体は弩根性で至近距離に止まっていて別のバーダーが僕の横に来ても逃げなかった。酷い小枝被りだが何とかピントが来た。黄色味が淡いので若鳥と思われる。
なお今年のフォトギャラリーは今回で年間90回296話となり去年の記録を更新して過去最多となった。今年の登場回数最多はジョウビタキ、ミヤマホオジロ、ルリビタキが9回づつで並んだ。

ジョウビタキ:フォトギャラリー第512回他参照
分類:スズメ目 シジュウカラ科
全長:15.0cm
翼開長:22.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:平地~山地の林、公園など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実、種子など。
フォトギャラリー:第467回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
シジュウカラ
Japanese Tit
Parus minor
撮影日:2019年12月29日
撮影時間:07時44分39秒
シャッタースピード:1/1250秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 メジロ科
全長:12.0cm
翼開長:17.5cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:平地~山地の林、農地など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実、花蜜など。
フォトギャラリー:第489回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
メジロ
Japanese White-eye
Zosterops japonicus
撮影日:2019年12月29日
撮影時間:07時44分47秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:全国で漂鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、木の実など。
フォトギャラリー:第519回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ルリビタキ(雄)
Red-flanked Bluetail
Tarsiger cyanurus
撮影日:2019年12月29日
撮影時間:07時56分00秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ホオジロ科
全長:16.0cm
翼開長:21.0cm
分布:全国で冬鳥。
生息地:山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。
フォトギャラリー:第518回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ミヤマホオジロ(雄)
Yellow-throated Bunting
Emberiza elegans
撮影日:2019年12月29日
撮影時間:07時57分35秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
ミヤマホオジロ ルリビタキ メジロ シジュウカラ
第521回 2019年12月31日