河川敷を歩いていたらイワツバメの越冬個体群と思われる群れが飛び回っていた。以前ここでイワツバメの群れを撮影していたらヒメアマツバメが混ざっていた事があったからもしやと思いながら見上げていたら猛禽が飛んでいて撮ってみたらオオタカだった。オオタカは近年僕の地元ではめっきり見る機会が減った様に感じる。
結果的にオオタカを優先したがイワツバメも勿論撮らない理由は無いのでヒメアマツバメを探しながら撮ったが残念ながらそう簡単に見つかる訳でもなく撮れたのはイワツバメだけだった。

ヒメアマツバメ:フォトギャラリー第681回参照

追記;
実はオオタカはハイタカではないかという疑いが拭えない。第一印象はハイタカだったし第二趾が長い様に見えるとか胴体が細く見えるとかハイタカを支持する特徴も見えるからだ。今回は横斑が細く見えるとか眉斑がはっきりしているなどの特徴からオオタカと判断したが非常に悩ましい個体である事は確かだ。

ハイタカ:フォトギャラリー第730回参照
類似種の識別:オオタカとハイタカ参照
初歩のバードウォッチング:色彩・斑紋参照

2023年4月23日追記;
上記オオタカの識別をレンジャーに依頼したところオオタカとの結論だった。初列風切の中ほど(P7辺り)の羽根が長いのが特徴との事でハイタカは長くなくて羽根の並びが丸味を帯びるとの事だった。
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:15.0cm
翼開長:30.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:平地から高山。
食性:昆虫類。
フォトギャラリー:第703回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
イワツバメ
Asian House Martin
Delichon dasypus
撮影日:2023年2月15日
撮影時間:13時12分18秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度: 800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:タカ目 タカ科
全長:雄50.0cm 雌58.5cm
翼開長:105.0~130.0cm
分布:全国で留鳥。
生息環境:平地~山地の林、河川など。
食性:鳥類、両生類、小型哺乳類など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第729回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
オオタカ(成鳥)
Northern Goshawk
Accipiter gentilis
撮影日:2023年2月15日
撮影時間:13時12分18秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度: 800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2023年2月15日
撮影時間:13時12分16秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度: 800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
オオタカ イワツバメ
第739回 2023年3月13日