この日は用事のついでに大阪南港野鳥園に行ってみた。ついでだったので干潮のタイミングが合わずタイムリミットのお昼直前にようやく干潟が出来始めた。ホウロクシギが入っているというのはここに着いた時点で聞いていたがちょうど姿が見えなかった。干潟が出来つつあったので嘴の長いホウロクシギの事だからそろそろかなと思っていると死角から飛来して観察窓の正面を横切り葦原の陰に降りてしまった。個人的には2年半ぶりなので何とか撮っておきたい。降りた辺りを辛抱強く観察していると短時間だけ姿を見せてくれたが背景が悪く納得の行く画が撮れない。その後また葦原の陰に隠れて長時間出て来なかったので諦めて空いた席に移動して他を観察していると再び飛んで見える所に降りてくれた。その時の画が掲載画像だ。嘴がやや短いので雄らしいとの事だった。
ホウロクシギが葦原の陰に隠れているとき遠方に夏羽のオバシギが観察された。記憶する限り成鳥夏羽は初めて見た。遠方ながら2羽が見えたが座席の位置関係で短時間しか撮影出来なかった。
ホウロクシギもポーズを取ってくれたのは短時間でその後嘴を肩羽の中に潜り込ませて眠り込んでしまったので画像はこれだけだ。しかし僕は充分満足して野鳥園を後にした。

動画ギャラリー:ホウロクシギとオバシギ
分類:チドリ目 シギ科
全長:28.5cm
翼開長:57.0cm
分布:全国で旅鳥。
生息地:干潟、河川、水田、海岸など。
食性:ゴカイ、甲殻類、貝類など。
フォトギャラリー:第578回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
オバシギ(夏羽)
分類:チドリ目 シギ科
全長:63.0cm
翼開長:110.0cm
分布:全国で旅鳥。
生息環境:海岸、干潟、水田など。
食性:カニ、エビなど。
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
フォトギャラリー:第594回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ホウロクシギ(雄?)
Far Eastern Curlew
Numenius madagascariensis
撮影日:2023年4月16日
撮影時間:11時56分05秒
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
撮影日:2023年4月16日
撮影時間:11時54分41秒
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
撮影日:2023年4月16日
撮影時間:11時50分52秒
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
Great Knot
Calidris tenuirostris
撮影日:2023年4月16日
撮影時間:11時50分48秒
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
ホウロクシギ オバシギ
第744回 2023年4月25日