アトリは拍子抜けする様な普通種だが前日のカシラダカ同様ここまでくっきりした夏羽は近畿地方ではなかなか見られないから撮っておいた(フォトギャラリー第377回参照)。
分類:スズメ目 アトリ科
全長:16.0cm
翼開長:25.5cm
分布:全国で冬鳥。
生息環境:平地~山地の草原、林など。
食性:木の実、種子など。
フォトギャラリー:
第372回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
アトリ(雄夏羽)
Brambling
Fringilla montifringilla
撮影日:2018年5月10日
撮影時間:07時54分48秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
そして7時を回ったころ噂のコイカルが広場の木に止まった。雄は地元で見たことが有るが雌は雄より珍しいとの事で僕も初見だ。せっかく情報をもらっても見られなければ却って気持ちが滅入るから見られて良かった。
分類:スズメ目 アトリ科
全長:19.0cm
翼開長:18.5cm
分布:主に関東地方以南で旅鳥または冬鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:草木の種子など。
フォトギャラリー:
第123回参照
撮影難易度:★★★★☆
コイカル(雌)
Chinese Grosbeak
Eophona migratoria
撮影日:2018年5月10日
撮影時間:07時06分59秒
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
このマミチャジナイは顔に灰色味が有り脇の橙褐色も濃いので雄と思われる。広場に関しては前日から特に変わった様子は無い。このぶんなら他の野鳥たちもまだ抜けていないだろう。しばらくここに陣取ることにして観察窓に腰を据えた。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:22.0cm
翼開長:37.0cm
分布:全国で旅鳥。
生息環境:平地~山地の林。
食性:ミミズ、幼虫、木の実など。
フォトギャラリー:
第298回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
マミチャジナイ(雄)
Eyebrowed Thrush
Turdus obscurus
撮影日:2018年5月10日
撮影時間:06時59分12秒
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
急いで戻ってみるとコイカルの姿は無く前日と同じくコホオアカやマミチャジナイが居た。
分類:スズメ目 ホオジロ科
全長:13.0cm
翼開長:不詳
分布:主に日本海側の島嶼部で旅鳥または稀な冬鳥。
生息環境:平地の林、草原、農地など。
食性:昆虫、種子など。
フォトギャラリー:
第377回他参照
撮影難易度:★★★★☆
コホオアカ
Little Bunting
Emberiza pusilla
撮影日:2018年5月10日
撮影時間:06時51分59秒
シャッタースピード:1/160秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
いよいよ舳倉島の最終日を迎えた僕はまた夜明け前の4時に起床して夜逃げみたいに探鳥に出た(念の為申し添えておくと宿泊費は前夜の内に払っておいたから実際に夜逃げした訳ではないし出港までは島から出られないのでその気が有れば簡単に御用となる)。しかし早起きし過ぎてシャッターチャンスを逃していた。と言うのも島を一巡して民宿つかさ付近に戻った所で同部屋の人と出くわし、つかさ前の広場にコイカルが居たと聞いたのだ。僕が外に出た時はまだ暗かったから気付かなかったのも無理は無い。
第381回 2018年6月15日