2022年7月15日訂正;
上記タイワンハクセキレイはハクセキレイの誤りでした。

2022年7月21日訂正;
タイワンハクセキレイのキャプションをハクセキレイと改めました。
フォトギャラリー・レイアウト編
舳倉島へ渡った日の前半はここまで。次回は午後からの野鳥たちを紹介する予定。

動画ギャラリー:舳倉島バードウォッチングの旅2022年①参照
野鳥観察舎から松林へ抜ける道
野鳥観察舎の水場も長時間野鳥の姿が見られなかったが昼を過ぎてコルリが来て水浴びをしてくれた。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:中部以北で夏鳥、それ以南で旅鳥。
生息環境:平地~山地の林。
食性:昆虫、蜘蛛、ミミズなど。
フォトギャラリー:第669回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
コルリ(雄)
Siberian Blue Robin
Luscinia cyane
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:12時30分50秒
シャッタースピード:1/50秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:12時27分40秒
シャッタースピード:1/60秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
野鳥観察舎の水場
松林上空でまた猛禽が飛んだ。ハヤブサだった。初列風切の1枚が換羽中だ。左右両方なら通常の換羽だが一方だけの様なので事故換羽と思われる。
分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科
全長:雄42.0cm 雌49.0cm
翼開長:84.0cm~120.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:海岸、河川、農耕地など。
食性:鳥類など。
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
フォトギャラリー:第590回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ハヤブサ
Peregrine Falcon
Falco peregrinus
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:12時00分09秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
松林
タイワンハクセキレイは恐らく年中居る定番の野鳥だ。舳倉島の海岸付近では普通に見られる。これもどこで撮ったのか曖昧な記憶しか残ってないくらいだ。
分類:スズメ目 セキレイ科
全長:21.0cm
翼開長:30.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:海岸、平地の河川、農地など。
食性:昆虫など。
フォトギャラリー:第245回他参照
撮影難易度:★☆☆☆☆
ハクセキレイ
White Wagtail
Motacilla alba lugens
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:11時33分47秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
舳倉島に上陸しても珍鳥どころか野鳥の姿が少なく皆苦戦している様子でどこからも情報が聞こえて来なかった。松林で探鳥しているとようやく上空高くを飛ぶハイタカが見られた。
分類:タカ目 タカ科
全長:雄32.0cm 雌39.0cm
翼開長:60.0~79.0cm
分布:本州以北で留鳥または冬鳥。
生息環境:森林、農耕地。
食性:鳥類、小型哺乳類など。
レッドリスト:準絶滅危惧(NT)
フォトギャラリー:第700回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ハイタカ
Eurasian Sparrowhawk
Accipiter nisus
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:11時09分44秒
シャッタースピード:1/2500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
舳倉島に上陸し民宿つかさに荷物を降ろして探鳥を始める。
通称「タヒバリロード」のシラスナ遺跡周辺
輪島を出て1時間半、舳倉島が大きくなって来た。そのまま何も起きず入港。
だいぶ舳倉島が近づいて来たころ僕が居た左舷の反対側の右舷でざわめきが起きた。後ろを振り向くと海面にウミスズメ科っぽい野鳥が2羽逃げずに浮かんでいた。後追いながら何とか撮影出来た。その特徴からカンムリウミスズメと判った。個人的には同じへぐら航路で撮影して以来7年ぶり2度目となった。
分類:チドリ目 ウミスズメ科
全長:24.0cm
翼開長:43.0~45.0cm
分布:全国で少ない留鳥または漂鳥。
生息環境:沿岸、沖合など。
食性:甲殻類などのプランクトンと思われる。
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
指定:天然記念物
フォトギャラリー:第183回参照
撮影難易度:★★★★☆
カンムリウミスズメ
Japanese Murrelet
Synthliboramphus wumizusume
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:10時13分51秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
七ツ島が遠ざかるにつれまたしばらく野鳥が見られずオオミズナギドリでさえ見られないまま時が過ぎた。
なおも海鳥を探しながら七ツ島近くを通過。
七ツ島
出港して数十分後。七ツ島の近辺で海面に浮かぶ水鳥が見えた。結論から言えばオオミズナギドリだったが幼鳥なので見慣れない野鳥という印象だった。
分類:ミズナギドリ目 ミズナギドリ科
全長:49.0cm
翼開長:120.0cm
分布:全国で漂鳥。
生息環境:海上、沿岸、沖合など。
食性:魚類、イカなど。
フォトギャラリー:第671回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
オオミズナギドリ(幼鳥)
Streaked Shearwater
Calonectris leucomelas
撮影日:2022年5月16日
撮影時間:09時37分44秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
乗船券を買っていよいよ乗船!出航までの長い時間を船橋甲板から荷物の積込み作業を見ながら待つ。
希海(のぞみ)
前日欠航してしまったへぐら航路はこの日は出航が決まりホッとひと安心。ここで見かけた舳倉島デビューというご夫婦と船の上で一緒に探鳥し島に上陸後も再会し行動を共にする事になる。
第705回 2022年6月29日