電車と徒歩で湖北野鳥センターへ行きジシギの同定をしてもらった帰り河毛駅へ向かって農耕地を歩いている途上またジシギと出会った(フォトギャラリー第763回参照)。前回は京都府下、今回は湖北という違いはあるが相次ぐジシギとの遭遇は嬉しい。このジシギの同定は複数のレンジャーにお願いしたものだがその結果は食い違っており僕の主観も交えてチュウジシギ(?)とした。前回も今回も決定的な識別点が無くプロにも同定が難しいので「?」付きはやむを得ない結果だ。ジシギの同定をお願いすると一瞬レンジャーが冷や汗をかいている様な気がするのは僕だけだろうか?今回も断言を避けつつ敢えて可能性が高いのはという条件付きの同定となった。チュウジシギとすれば個人的には11年半ぶりの撮影だ。撮影難易度は星4個に限りなく近い3個とした。この画像だけで同定をお願いするのも無茶な話だがこれでさえ連写した中で唯一ピントが来ていた貴重なものだ。とにかくジシギを相手より先に見つけるのは至難の技で飛び立ってからカメラを構えて捕捉し撮影するのがいつものパターンだからどうしてもこうなる。いずれにせよ誰かに頼らず自信を持ってジシギを同定出来るようになりたい。その為にももっとフィールドを歩いて場数を踏まねばならない。
その少し前にはチョウゲンボウも飛んでいた。この辺りを歩いているとよく見る。湖北野鳥センターは駅から遠いので駅でレンタサイクルを借りる事もあるがこういう所なので時間に余裕がある時は極力歩く様にしている。
分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科
全長:雄33.0cm 雌38.5cm
翼開長:68.5~76.0cm
分布:全国で留鳥または冬鳥。
生息環境:平地~山地の草原、農耕地、河川など。
食性:鳥類、小型哺乳類、昆虫など。
指定:
(長野県十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)
フォトギャラリー:
第743回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
チョウゲンボウ(雌タイプ)
Common Kestrel
Falco tinnunculus
撮影日:2023年9月22日
撮影時間:14時14分14秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2023年9月22日
撮影時間:14時14分14秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:チドリ目 シギ科
全長:27.0cm
翼開長:45.0cm
分布:全国で旅鳥。
生息環境:農耕地、湿地、河原、草地など。
食性:ミミズ、幼虫、貝類など。
フォトギャラリー:
第293回参照
撮影難易度:★★★☆☆
チュウジシギ(?)
Swinhoe’s Snipe
Gallinago megala
撮影日:2023年9月22日
撮影時間:14時36分52秒
シャッタースピード:1/3200秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
チュウジシギ チョウゲンボウ
第767回 2023年11月6日