シラスナ遺跡沖
マミジロキビタキ(雌)の腰
キビタキ(雌)の腰
拡大写真;
民宿つかさの夕食
その小鳥は以前から撮りたいと思っていたマミジロキビタキの雌だった。だから一目でそれと判った。よく似ているキビタキの雌は腰が緑色味の有る茶褐色だがマミジロキビタキの雌はこの通り腰が黄色く大雨覆、中雨覆、三列風切に白色部が有る(下記拡大写真参照)。夕方の最後の頑張りが嬉しい成果を上げる結果となった。因みに翌日にはもう居なかった。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:13.0cm
翼開長:22.0cm
分布:主に日本海側の島嶼部で稀な旅鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛など。
フォトギャラリー:
第707回他参照
撮影難易度:★★★★☆
マミジロキビタキ(雌)
Yellow-rumped(Tricolor) Flycatcher
Ficedula zanthopygia
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:17時37分37秒
シャッタースピード:1/500秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
夕食に遅れない様に最後にもう一度島内を探索しようと水場を離れて松林を抜け海岸に向かって歩いていたら前方に憧れの鳥らしき姿が見えた。「あっ!」と色めき立って慎重に接近してみたが道に沿ってちょっとづつ逃げて行く。
野鳥観察舎の周辺だったと記憶するがキビタキの雌も撮れた。何て事は無い普通種だが実は大事な所が写っているので掲載した。それは何かと言うのは後述する。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。
フォトギャラリー:
第706回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
キビタキ(雌)
Narcissus Flycatcher
Ficedula narcissina
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:16時17分58秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
水場にはムギマキも来た。しかし手ブレしたのかピントが来てなかったのかボケた画になってしまった。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:13.0cm
翼開長:21.5cm
分布:全国で旅鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:主に幼虫。
フォトギャラリー:
第510回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ムギマキ(雌タイプ)
Mugimaki Flycatcher
Ficedula mugimaki
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:15時47分26秒
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:4000
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
歩き疲れたので野鳥観察舎で腰を据えて水場を見ていると地味な小鳥が来た。薄暗くてよく見えないまま感度を上げてとりあえず撮っておこうと数枚撮って後で画像を見てみるとシマゴマだった。コルリ雌との識別が微妙なので後日レンジャーに同定してもらった。
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:13.0cm
翼開長:不詳
分布:全国で数少ない旅鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛など。
フォトギャラリー:
第706回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
シマゴマ
Rufous-tailed Robin
Luscinia sibilans
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:15時27分01秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:4000
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:15時26分31秒
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:4000
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
どこで撮ったのか記憶が定かではないが確か松林のどこかでセンダイムシクイも撮れた。
分類:スズメ目 ムシクイ科
全長:13.0cm
翼開長:19.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:平地~山地の林。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。
フォトギャラリー:
第561回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
センダイムシクイ
Eastern Crowned Warbler
Phylloscopus coronatus
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:15時22分18秒
シャッタースピード:1/1000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
更に歩いて築島辺りに差し掛かった時この辺りのムジセッカ情報を聞いたと言う人が居たので付近の草むらを一緒に探索した。ムシクイ類はけっこう見え隠れしていたがそれらしい声は聞こえずムジセッカらしき姿も無かった。しかし後で気付いたが手当たり次第に撮影した中にカラフトムジセッカが写っていた。これが目視と声で判る程には僕は上級者ではない。前に見たのは早いもので3年前でその時が初めてだったから無理も無い(フォトギャラリー第475回参照)。それでも落ち着いて画像を見たら簡単に識別出来た。やはり一度自分の目で見た印象は残っているものだ。
分類:スズメ目 ムシクイ科
全長:13.0cm
翼開長:不詳
分布:北海道から九州で少ない旅鳥または冬鳥。
生息環境:林、草地の藪など。
食性:昆虫、蜘蛛など。
フォトギャラリー:
第475回他参照
撮影難易度:★★★★☆
カラフトムジセッカ
Radde’s Warbler
Phylloscopus shwarzi
撮影日:2022年5月17日
撮影時間:14時58分42秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
第708回 2022年7月21日