2023年6月16日追記;
上記ミヤマホオジロは当初雌と考えていたものの雄若鳥の可能性も有ると思われるのでキャプションに「?」を入れました。
水場に行って鳥が来るのを待っていたら手前の草地で小鳥がうごめいているのに気付いた。よく注意して見ないと気付かないレベルの保護色だった。だが見た事も無い野鳥に見えてすわ珍鳥かと色めき立ったが冷静に識別して見慣れたミヤマホオジロの雌と判った。なぜ初見で判らなかったかと言うと恐らくこれが夏羽だからで普段見ている冬羽とは印象が大きく異なっていたからだ。見慣れた姿はもっと褐色部が淡色で別の鳥みたいだ。
オオミズナギドリ:フォトギャラリー第710回他参照
動画ギャラリー:舳倉島バードウォッチングの旅2023①参照
分類:スズメ目 ホオジロ科
全長:16.0cm
翼開長:21.0cm
分布:全国で冬鳥。
生息地:山地の林など。
食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。
フォトギャラリー:
第740回他参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ミヤマホオジロ(雌?)
Yellow-throated Bunting
Emberiza elegans
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:13時28分07秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:13時27分00秒
シャッタースピード:1/1600秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:1250
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
海岸沿いを歩いていたら頭上でけたたましい声が響いた。反射的に見上げると低い所を猛禽が飛んでいて咄嗟にシャッターを切った。逆光でよく見えなかったが後で画像を調べてハヤブサ幼鳥と判った。
分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科
全長:雄42.0cm 雌49.0cm
翼開長:84.0cm~120.0cm
分布:全国で留鳥または漂鳥。
生息環境:海岸、河川、農耕地など。
食性:鳥類など。
レッドリスト:
(VU)
フォトギャラリー:
第729回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ハヤブサ(幼鳥)
Peregrine Falcon
Falco peregrinus
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:13時06分28秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:13時06分22秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
島内を何巡かたしあと島の西端から松林の方へ入ってすぐにハリオアマツバメが目の前を横切った。そのまま飛び去るかと思ったらUターンして更に近い所を横切ってから飛び去った。数メートルの距離しかなかったので羽音がビュッと聞こえた。写真はUターンの時しか撮れなかった。実はこの少し前にも松林の中でそれらしい姿を垣間見ていた。またどこかで見られるだろうと思っていたらその通りになった。
分類:アマツバメ目 アマツバメ科
全長:21.0cm
翼開長:50.0cm
分布:本州以北で夏鳥、九州以南で旅鳥。
生息環境:平地~山地の林、草地、河川、湖沼などの上空。
食性:昆虫。
フォトギャラリー:
第325回参照
撮影難易度:★★★☆☆
ハリオアマツバメ
White-throated Needltail
Hirundapus caudacutus
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:12時41分39秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:12時41分39秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
海岸に沿ってしばらく歩くとウミウの幼鳥も見られた。
分類:カツオドリ目 ウ科
全長:84.0cm
翼開長:133.0cm
分布:東北北部以北の太平洋側、九州北部以北の日本海側で留鳥、その他で冬鳥。
生息環境:海岸など。
食性:魚類。
フォトギャラリー:
第709回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
ウミウ(若鳥)
Japanese Cormorant
Phalacrocorax capillatus
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:11時46分18秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
恵比寿神社付近を手始めに海岸を見に行った。沖の岩礁にはヒメウが遠望出来た。大抵ウミウと混群になっていて舳倉島ではほぼ定番と言えるほど撮影出来る確率が高い。
分類:カツオドリ目 ウ科
全長:73.0cm
翼開長:98.0cm
分布:本州以南で冬鳥、北海道で留鳥。
生息環境:沿岸、河川など。
食性:魚類など。
レッドリスト:
(EN)
フォトギャラリー:
第707回他参照
撮影難易度:★★★★☆
ヒメウ
Pelagic Cormorant
Phalacrocorax pelagicus
撮影日:2023年5月12日
撮影時間:11時20分15秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:4000
撮影地:石川県
使用カメラ:NIKON D5600
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
懐かしの民宿つかさにまずは荷物を置いて早速島巡りに出る。海鳥の良くない時は島の鳥が良いという個人的なジンクスを信じて意気揚々と探鳥に!
舳倉島港に着くと毎度の事だが「遂に来たー!」と気分が高揚する。港で何か工事していていつもと接岸位置が違った。
出航し無人島の七ツ島付近を通過。この辺りでは海鳥が見られる確率が高いがオオミズナギドリさえ全く見られないまま船は進む。
7時半ごろ出航が決まり切符を買うと船に向かう。今回は民宿つかさに4泊の予約をしてある。たっぷり楽しめそうだ。
天気は良くなりそうだ。あとは出航してくれるかどうか・・・車内で3時間ほど仮眠した。
輪島市街が近くなったころ空が白み始め輪島港に着くころには朝焼けが見られた。
金沢市内を抜けてしばらく走ると国道249号線に分岐して白尾ICからのと里山海道(無料の高規格道路)に乗る。あとはそのまま一路輪島へ向かうが暫定2車線区間になってから徳田大津JCTで輪島方面と七尾方面に分岐するので注意して走行。
この先は海岸沿いや峠道が曲がりくねっているので敦賀ICから武生ICまで北陸自動車道を走る事にしている。再び国道8号線に戻って北上を続け石川県に入る。途中加賀市の辺りからバイパス区間は信号の無い道が小松市などを縦断している。道の駅などで休憩しながらひたすら北上する。
琵琶湖西縦貫道路(国道161号線)は国道1号線から大津市に入ってすぐ分岐すると信号の無い区間が高島市まで続く。現在も延伸と拡幅工事をしている。道なりに北上し福井県内で国道8号線と合流しなおも進む。
今春も絶対に外したくない舳倉島へ遠征した。例年通り経費節約のため渡航の前夜自宅を出発して一部を除きほぼ一般道を夜通し走って能登半島の輪島へ向かう。
第748回 2023年5月28日