Charadrius alexandrinus
Glareola maldivarum
分類:チドリ目 チドリ科
全長:17.0cm
翼開長:35.5cm
分布:全国で留鳥または漂鳥、北日本で夏鳥。
生息環境:海岸、河川、干潟など。
食性:ゴカイ、甲殻類、貝類の幼生など。
レッドリスト:
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
フォトギャラリー:初登場(携帯電話待受画面サイズを除く)
撮影難易度:★★★☆☆
分類:チドリ目 ツバメチドリ科
全長:23.0cm
翼開長:56.0cm
分布:全国で旅鳥、局地的に繁殖。
生息環境:農耕地、河川、干潟など。
食性:昆虫。
レッドリスト:
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
フォトギャラリー:初登場
撮影難易度:★★★★☆
Kentishu Plover
Oriental Pratincole
撮影日:2010年6月15日
撮影時間:12時34分19秒
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D40
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
シロチドリ
撮影日:2014年8月11日
撮影時間:14時03分54秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon Reflex-NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC-201 2×
ツバメチドリ(手前)
ツバメチドリ  シロチドリ
第148回 2014年8月22日
台風一過のフィールドでは普段よりも珍鳥への期待感が否応なく高まる。しかも今はシギチドリの秋の渡りシーズンだ。その台風が通過して行った翌日の大阪南港野鳥園・・・
ツバメチドリはチドリ科ではなくツバメチドリ科に1科1種で分類されている。この個体はを囲む黒線が淡く、羽縁が白っぽく見えるので幼鳥と思われる。奥に居るのは右がアカアシシギ、左がコチドリ幼鳥と思われる。「ん?何だこいつ?見たこと無い奴だなぁ・・・」という感じで珍しそうにツバメチドリを見ている様に見える。彼ら野鳥たちもまた互いにバードウォッチングをしている様だ。因みにこのコチドリは未だ幼鳥のはずなのに、疑傷と思われる行動が見られた。本能的なリハーサルだったのだろうか。
シロチドリは小さいので陽炎の立ち易い干潟で距離が有ると画質が悪くなりがちで、なかなかクリアに撮れない。過去に遡って一番マシな絵を選んだので、これは古い在庫写真だ。この写真を撮影した4年前にはレッドリストには載っていなかったが、環境省第4次レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されてしまった。大阪南港野鳥園ではよく観察出来るので急激に減少しているという実感は無いが、真綿で首を絞める様にじわじわと減って来ている様な感覚は有る。

アカアシシギ:フォトギャラリー第53回第89回参照
コチドリ:フォトギャラリー第54回参照