分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:14.0cm
翼開長:22.0cm
分布:全国で冬鳥。
生息環境:住宅地、農耕地、林など。
食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。
フォトギャラリー:
第13回・
第157回参照
撮影難易度:★★☆☆☆
月が変わって4月になったが3月下旬のこの時点で早くもサシバが渡来した。自宅から徒歩5分ほどのいかにもサシバ好みの農耕地だ。ここはつい先日オオタカを撮影したポイントから僅か数百メートルしか離れていない(フォトギャラリー第175回参照)。最初オオタカ幼鳥だと思ったがよく見ると初列風切の翼先分離羽が5枚だし腹には横斑が見える。逆光で白い喉や黒褐色の腮線は見えにくいがサシバには違いない。実は想定していないシチュエーションだったので露出補正せずにAE撮影してしまい元画像は酷い露出アンダーになってしまった(※)。何とか現像ソフトで補正したが画質の劣化は否めない。
ツバメも今季初認し、狙った訳ではないがたまたま飛び出しも撮れた。いよいよ冬が終り春から一気に夏に向かう予兆だ。
にも関わらずジョウビタキがまだ居た。他にもベニマシコやツグミが居たが証拠写真以下なので掲載は見送った。冬鳥と夏鳥が同居するのはこの時季ならではの嬉しい光景だ。
※追記
背景が空抜けなど被写体より極度に明るい場合、露出を補正せずカメラ任せのオート撮影をしてしまうとカメラが勝手に「明るい」と判断して絞りを絞ったりシャッタースピードを速くしたりして光量を抑えてしまう。メーカーや機種によってアルゴリズムは異なるだろうがカメラは鳥がメインの被写体とは判断してくれないので暗く写ってしまう。中央重点測光で撮影したが被写体が小さく写ったせいか空の明るさに影響されてしまった様だ。つまりこの場合は予めプラス補正に設定しておくべきだった。ピントの合焦している部分で測光する機能とかは無いのだろうか?
ベニマシコ:フォトギャラリー第41回・第104回・第165回参照
ツグミ:フォトギャラリー第42回参照
初歩のバードウォッチング:季節移動参照
ジョウビタキ(雄)
Daurian Redstart
Phoenicurus auroreus
撮影日:2015年3月20日
撮影時間:10時36分29秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5.6
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:スズメ目 ツバメ科
全長:17.0cm
翼開長:32.0cm
分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。
生息環境:住宅地、農耕地など。
食性:昆虫など。
フォトギャラリー:
第11回・
第117回参照
撮影難易度:★★☆☆☆
ツバメ
Barn Swallow
Hirundo rustica
撮影日:2015年3月30日
撮影時間:09時26分28秒
シャッタースピード:1/3200秒
絞り値:F7.1
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2015年3月27日
撮影時間:07時58分05秒
シャッタースピード:1/3200秒
絞り値:F7.1
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
分類:タカ目 タカ科
全長:雄47.0cm 雌51.0cm
翼開長:105.0~115.0cm
分布:青森~九州で夏鳥。
生息環境:森林、農耕地。
食性:爬虫類、両生類、鳥類、昆虫など。
レッドリスト:
(VU)
フォトギャラリー:
第5回・
第82回参照
撮影難易度:★★★☆☆
サシバ(成鳥)
Grey-faced Buzzard
Butastur indicus
撮影日:2015年3月30日
撮影時間:08時51分35秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F14.0
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
サシバ ツバメ ジョウビタキ
第177回 2015年4月1日